【合格体験記】エンベデッドシステムスペシャリスト試験(令和5年度秋期) (午後Ⅰ 95点)

エンデベッドシステムスペシャリスト合格しました。思ったよりも高得点だったので合格体験記を書こうと思います。

過去に合格した試験

受験理由

業務が組み込みに近いので、自主学習がてら受けました。

勉強時間

  • 午前II試験:2か月ほど前から、毎日通勤時間にスマホアプリで過去問解いてました。
  • 午後I試験:2か月ほど前から、週8時間ほど参考書か過去問を解いていました。過去問は週2問くらいをじっくりといていました。
  • 午後II試験:やってません。(小論文に変わったの知らなくてめちゃくちゃ焦った。。)

参考書

使ったのは以下の2つ。ESは覚えることが少ないので、参考書は必須ではないかもだけど、1冊はあると便利。

hb.afl.rakuten.co.jp

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重要だと思ったこと

ESを受けるうえでの考え方として重要だと思ったのは以下。

コンポーネントの役割を意識する

無意味なコンポーネントはないので、各タスクやHWが何のために存在しているのか意識して読むようにしていると、自然と組み込みの考え方が身につく

ユースケースを考えて、頭の中で動かしてみる

動かしてみると、各タスクの相互作用やデータの流れがわかってくるので、半分くらい読めたらユースケースを考えてみて、実際に動かしてみるといい。

異常系を考える

組み込みで難しいのは異常系だと思う。例えばHWが予期しない動作をした場合にどうするかや、事故や故障が起きた場合に安全に停止できるか、それをユーザが検知できるかや、天候によって性能が左右されないかなど、考えるときりがない。しかし異常系を予期しておくというのは非常に大切で、よく問題にも出るので、常に考える訓練をしておくといい。

結論ファースト(小論文)

小論文で必要なのは、相手に伝えること。なので結論から書いて、あとから肉付けをしていく。例えば、○○の機能仕様をかけ、みたいな出題であれば、「機能仕様は○○である。○○とは~~」みたいな文章がいい。ただし、この結論部分に事前説明が必要な固有名詞は入れないほうがいい。なぜなら、その分説明を記載する必要があり、文章が長くなり、結果としてわかりづらい内容となってしまう。 最も、固有名詞は文章を難読にするので、キーワード的に1,2個入れるのはいいと思うが、あまり入れないほうがいい。

公式サイトで試験内容の確認をする

記述問題かと思ったら小論文だった、みたいなことにならないように。気を付けましょう。(自戒)