何かしらOSSをビルドしようとした際、○○というライブラリがないといわれたことはないだろうか。その際、aptを使用すれば簡単にインストールすることができる。
例えばあるライブラリをビルドする際、以下のようなエラーで失敗したとする。
E: libssl is not found
この時、sudo apt install libssl と打ってもそんなパッケージはないと怒られるだけである。libssl1.1というパッケージはあるが、これをインストールしてもビルドすることはできない。その場合は以下のようなコマンドで探すといい。
$ apt list | grep ssl | grep dev
apt listコマンドは、インストール可能なパッケージの一覧を表示してくれる。この中からsslがつくパッケージをGrepする。 そして、この中から -dev とついたそれっぽいパッケージを探す。-dev とついたパッケージは、開発者向けパッケージであり、ビルドに必要なヘッダファイルなどが含まれている。libsslだと libssl-dev パッケージがそれに該当する。
libssl-devをインストール後、ビルドに成功するようになるはず。